ナイフの秘密 鍛造、それとも打ち抜き?

多くの人が「鍛造」は「打ち抜き」より優れていると考えています。でもそれは本当?

簡単に言うと、答えは「人や使い方による」です。それぞれの人の好み、それにナイフを何のために使うかを知っているかどうかによって、どちらが良いかは変わります。ではどちらを選べばよいのか、専門家に聞いてみましょう。ビクトリノックスのあらゆるキッチンナイフのエキスパートであり、家庭用およびプロフェッショナル用ナイフのプロダクトマネージャーである、ペトラ・シュニュリガーが、2つのタイプのナイフに関する知識をご紹介します。彼女がついでにお教えする、ビクトリノックスの革新的なキッチンナイフに関する興味深い秘密も必見です。

さて、それぞれの長所は?

ビクトリノックス・ナイフの鍛造ブレードカーボンの含有量が多く、そのためスチールがより硬質になり、切れ味が長もちします。鍛造ナイフシリーズの商品はすべて一本の鋼材から鍛造されたもので、ブレードとハンドルの間に継ぎ目がなく、ブレードとハンドルの間にはボルスターと呼ばれる部品を組み込んでいます。この構造は、ハンドルを持つ手がブレードの方に滑りにくいのはもちろん、その重さとバランスも人気の秘密。さらに、美しい仕上げのスタイルに優れた品質が表れています。良質な鍛造シェフナイフは、使う人に誇りとインスピレーションをもたらします。正しいツールで料理することを愛する人だけが味わえる、特別の喜びが息づいたナイフなのです。

ビクトリノックスの革新的な打ち抜きブレードは、鍛造ブレードより軽量です。ですから、このタイプのナイフは長時間使っても疲れません。手首や手にやさしいので、プロのシェフに好まれるのも不思議ではありません。また、スチールの硬度がやや低いので研ぎなおしが簡単です。何年にもわたって毎日キッチンで使うことをお考えなら、うち抜きナイフは一番お得な選択肢でしょう。

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シャープニング、ホーニングとは?

ナイフのお手入れには、実は2つのタイプがあります。シャープニングとホーニングです。一般的にシャープニングと言われているのは、実際はホーニングです。どんなブレードでも使ううちに切れ味が悪くなりますが、これは原理的には、使用によって繊細な刃先が丸くなってしまうために起こります。そのため、定期的なホーニングが必要になります。ホーニングにより刃先は元のとがった状態になり、本来の鋭い切れ味が戻ります。ホーニングは、ご家庭のホーニングスチールを使ってご自分で行なえます。30~40回切るごとに行なうので十分ですが、プロのように使用後に毎回行なうのも良いでしょう。
一方、シャープニングはブレードの細かい凹凸を削って新しく鋭いエッジをつくります。シャープニングには一般的なナイフ用のシャープニングツールや電動シャープナーを使います。シャープニングはホーニングほど頻繁に行なう必要はありません。ナイフの使用頻度にもよりますが、だいたい年に数回で十分です。ただし、シャープニングの後には必ずホーニングを行なうことを忘れないでください。

打ち抜きナイフはやや硬度の低いスチールでできているので、ご家庭でもホーニングがしやすくなっています。鍛造ナイフはブレードがより硬いのでお手入れの頻度は少なくて済みますが、ダイヤモンド製のホーニングスチールが必要です。ホーニングを完璧に行なうには、ブレードより十分に硬度の高いホーニングスチールが必要なのです。

また、大きなナイフの方が小さなナイフより危険というわけではないということも知っておきたいことです。何より危険なのは切れ味の鈍いナイフです。実際、切れ味の鋭いナイフより危険です。より強く押さなければならないので正確に切れず、手も滑りやすくなるからです。

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ハンドル:プラスチックかウッドか、どちらのグリップが良い?

プラスチックハンドルのナイフは食器洗い乾燥機使用可なので、洗うのが簡単です。ウッドハンドルのナイフは食器洗い乾燥機では洗えません。食器洗い機の熱と化学洗剤がウッドを過剰に熱し、乾燥させ、ひび割れさせてしまうことがあるからです。でも、ウッドハンドルは温かみがあり、自然な感触が手によくなじみます。手洗いが必要でもこちらを選びたくなる、十分な魅力があります。また、アマニ油のような食用油でお手入れすれば、常に新品のように保つことができます。

最適なグリップは使う人の手によってそれぞれです。ビクトリノックスはいくつものタイプの形状のハンドルを持つモデルをご用意していますが、どれもすべて人間工学に基づいた設計になっています。ビクトリノックスでは、さまざまなカーブや輪郭がある、異なるタイプの手にどのようにハンドルがフィットするかを常にテストしています。ですから、大きい手に小さい手、繊細な手に力強い手、どんな手にもぴったりのグリップが必ず見つかるでしょう。

しかし、ナイフのエキスパートとして、ビクトリノックスはナイフを食器洗い乾燥機で洗うことはお勧めしません。少なくとも大型のナイフは洗わないでください。置く際に注意しないと、大型のナイフはカトラリーバスケットを傷つける可能性があり、それが腐食の原因になります。そうなると、食器洗い乾燥機のシステムが間接的にナイフのスチールに影響を与えることになりかねません。ナイフは流水で洗い、すぐに水気を拭き取ることをお勧めします。

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ブレードのサイズを食材とカッティングボードのサイズに合わせる

大きな野菜には大きなナイフが必要です。大きいものをカットしたいなら、それに応じてナイフも大きなものを選ぶべきです。適切な大きさのナイフを使えば、刃が滑ったり、引っかかったりすることが少なくなり、ケガをする危険も減ります。またブレードの長さも、カッティングボードの長さに合っていなければなりません。小さすぎると大きなフルーツや野菜、お肉を切るのが難しくなり、パンを1枚スライスするのさえ困難です。切りにくいだけでなく、ケガをする危険も高まります。

ナイフにはまだまだ数多くの秘密があります。それに、ビクトリノックスの工場にも、ナイフに関する秘密がたくさんあります。そうした秘密の知識を活用して、ビクトリノックスはお客さまのニーズに合う優れたキッチンツールを日夜開発しているのです。

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