ナイフの得意分野

ビクトリノックスのエキスパートが最適なキッチンナイフ選びをお手伝いします。

作業に合った適切なキッチンナイフ

カーブしたブレードと溝付きブレード、ストレートエッジと波刃。これらは何のためでしょうか? ビクトリノックスのナイフの専門家が、12種類の主要なビクトリノックス キッチンツールについて解き明かします。なぜなら、さまざまな種類のキッチンナイフから適切なものを選ぶことと、各ナイフの機能を正確に把握することは別物だからです。少し意外な機能もあることでしょう。ご紹介したヒントを参考に、料理の腕を最大限に発揮してください。

オフィスナイフ - キッチンのマルチタスクをこなすナイフ

​多忙なキッチンに欠かせない、みじん切りや、さいの目切り、あらゆるスライスをこなす万能ナイフです。このナイフは、フルーツと野菜に限らず、肉もプロのように扱えます。ハーブの千切りからローストの切り分けまで、オフィスナイフはコンパクトでありながら、オールラウンドにシェフレベルの能力を発揮します。

プロのコツ: 実家を離れて初めて整える自分だけのキッチンに、最初にそろえたいナイフです。

オフィスナイフ

ステーキナイフ - ステーキとピザのスライス

ヒレ、ランプ、サーロイン、ハラミなど、部位に関わらず、ビクトリノックスのステーキナイフはあらゆる肉を切るのに1本は持っておきたいアイテムです。手にぴったりとフィットし、肉のキメに対して美しく切り分けるこのナイフで、極上ステーキをより美味しく。ビクトリノックスには2つのタイプのステーキナイフがあります。ストレートエッジと波刃です。本物の肉好きは、肉を引き裂くことのないよう、ストレートエッジを好みます。一方、波刃は多目的なナイフになり、ピザのスライスにも最適です。

プロのコツ: 波刃のブレードはステーキやピザを簡単に切れるだけでなく、ペストリー、パイ、キッシュなどにも使えます。

ステーキナイフ

フィレナイフ - 完璧なお魚に

魚をさばくのに適したブレードです。長いカーブで先端に向けて細くなっているブレードは柔軟性があり、無数にある魚の骨を巧みにさばきます。きれいにおろした完璧な切り身は、お皿に盛り付けて美しい仕上がりに。16cmと20cmの2種類のブレードサイズをご用意しています。基本的なルールとして、扱う魚よりも5cmほど長いナイフをお選びください。つまり、16cmのブレードはマスやサバに適しており、20cmのブレードはサーモンやナマズなど中型から大型の魚に最適です。

プロのコツ: フィレナイフの長く柔軟性のあるブレードは、オレンジなどの皮むきにも最適です。

フィレナイフ

三徳包丁 - 付着しない

溝付き刃でストレートなブレードの三徳包丁は、信頼できるキッチンの万能ツールです。溝があるため、カットするときに食材がブレードに付着せず、肉でも魚でも、野菜やフルーツでも、楽にスライスすることができます。ストレートエッジのブレードは、みじん切りやスライス、さいの目切りに適しており、楽に正確にカットできます。

プロのコツ: このナイフには、溝付きのブレードと溝なしのブレードがあります。溝なしのブレードは長期的に研ぎやすいかもしれませんが、精密なスライスを楽にこなすためには溝付き刃をおすすめします。

三徳包丁

ブレッドナイフ - 硬いものでも簡単に

小麦が香る焼きたてのパンに塩味のバター、チャバタにバルサミコ酢とエキストラバージン・オリーブオイル、サワードウ・ライブレッドにハムとチーズなど、パンには美味しい食べ方がたくさんあります。毎日のパンをきれいにスライスするのに、ナイフにはこだわりたいものです。優れた切れ味を誇るブレッドナイフは、厚いクラストも波刃で巧みにスライスします。完璧なスライスのためのサポートが必要な方には、DUXナイフが役立ちます。調節可能なガイド付きで、厚みのそろったパンやサラミやきゅうりのスライスが完成します。

プロのコツ: このブレードはパンやケーキはもちろんのこと、かぼちゃなどのカットにも優れた切れ味を見せます。

ブレッドナイフ

カービングナイフ - ローストだけではありません

カービングナイフは、カッティングボード上でのほとんどの作業をこなせる、キッチンのもう一つの働き者です。ホロホロ鳥や若鶏、ダックなど、比較的小さな肉のかたまりに最適です。大きな肉にはエキストラワイドブレードをお勧めします。長いブレードは、カルパッチョなどの精密なカットにも向いています。あらゆるフルーツや野菜もこなせるカービングナイフは、キッチンに欠かせないもう一つのナイフです。人間工学に基づいたハンドルはとても使いやすく、ストレートエッジは見事な切れ味を誇ります。

プロのコツ: 高品質のブレードで、肉を切り分けるのにはもちろん、柔らかい果物や野菜にも活躍します。パイナップルなどでお試しください。

シェフナイフ

カービングナイフ エキストラワイド - ジューシーで薄いスライスに

優れた構造と卓越したバランスを備えたこのナイフはより力が入れやすく、料理の腕にも磨きがかかります。大きな肉を楽にカットできるエキストラワイドブレードは、牛肉のかたまりや、ラムの肩肉、ターキーなど、大きな肉のカービングに力を発揮します。レストランのような演出をしたい場合は、テーブルの中央に美しいまな板を置いてカットする際に、このナイフを使います。

プロのコツ: 小さくまとめることが必ずしもベストとは限りません。大き目の食材を切る時など、より力が入れやすいナイフです。本当に楽にスライスしたい場合には、このブレードの溝付き刃のバージョンを使いましょう。

パーリングナイフ - ポケットサイズのパンチを収納

ビクトリノックス最小のキッチンナイフであるパーリングナイフは、刻んだり、スライスしたり、皮をむいたり、さいの目切りをしたり、芯をとったりと、さまざまな作業をこなせます。キウイや桃など果肉が柔らかいフルーツは、波刃を選ぶと果肉を傷つけることがありません。ストレートエッジは柑橘類や梨に適しています。ハーブを刻んだり、つけ合わせの下ごしらえをしたりとマルチに活躍します。ブレードサイズは 6cm、8cm、10cmの3種類です。それぞれの作業に最適なブレードをお選びください。

プロのコツ: 先端が丸みを帯びているナイフは、りんごの芯とりやじゃがいもの新芽取りに適しています。先端が尖っているナイフはフォンダン アイシングなどの精密なカットに理想的で、ケーキのデコレーションのスキルがアップします。

パーリングナイフ

トマト&テーブルナイフ - トマトを制覇

この小さ目のブレードは、カーブした形状が特徴的です。極めてシャープな切れ味を誇る波刃で、崩れやすい食材でも丁寧にカットできます。トマトも柔らかい中身をつぶすことなくスライス。ソーセージやサラミ、グルメソーセージなども、崩さずに刻めます。一度使えば手放せない、そんなナイフです。

プロのコツ: この波刃のブレードは、バターやジャムなどを焼きたてのパンに塗るのにも最適です。

ブレッド&ペストリーナイフ - 両方の世界の魅力

ツールの組み合わせを得意とするビクトリノックスのブレッド&ペストリーナイフは、キッチンでパンや焼き菓子を扱うあらゆる作業をこなせるようデザインされています。波刃はパンやケーキ、ペストリーを楽に切れるだけでなく、バタークリームやアイシングをケーキに塗るスパチュラの役割も果たします。カットする時の手の動きに自然に沿って作業を楽にする特殊な形状のブレードも、優れた特徴です。ビクトリノックスでは、より大きなペストリーやケーキを切るために特別にデザインされた、長さ26cmのナイフもご用意しています。

プロのコツ: ご家庭では、パンを切るだけでなく、スイカのような硬い皮の果物や野菜を切る際にも重宝します。

ブレッド&ペストリーナイフ

サーモンナイフ - お魚の料理に

サーモン専用にデザインされたこのナイフで、プロのシェフさながらにスライス。薄く、柔軟性のあるブレードで、取り扱いの難しいこの魚も簡単にスライスして切り身にできます。サーモンナイフの溝付きブレードは、魚の身が崩れたり、ブレードに付着したりするのを防ぎます。どなたでも簡単にきれいなスライスが可能に。一度使うと、サーモンの調理も楽しくなるでしょう。

プロのコツ: このナイフは長くて薄いフレキシブルブレードで、溝付き刃になっており、ハムなどスライシングナイフでカットするものにも向いています。

シェーピングナイフ - 単なる装飾以上のもの

食べるのが惜しくなるほど見た目にも美しい料理でおもてなしを。シェーピングナイフは、料理をおしゃれに飾るつけ合わせをつくるのにぴったりのツールです。薄くカーブした「くちばし型」のようなブレードや人間工学に基づいたデザインのハンドルは扱いやすく、サラダ用のラディッシュローズをつくったり、ブランチ用にいちごの飾り切りをしたりと複雑で凝った切り方をするのに重宝します。お食事を華やかなイベントに。

プロのコツ: 鋭い切れ味を誇る薄いブレードは、マッシュルームの下ごしらえや、表面をむいたりするのにも最適です。

シェーピングナイフ

FAQ(よくあるご質問)

キッチンナイフを選ぶには、他にどのようなことを考慮すればいいですか?

ブレードは打ち抜きか鍛造か? ハンドルはウッドか合成樹脂か? 握り心地の良いハンドルとは?異なるブレードがもつ意味は? すべてのオプションについて解説します。

ナイフ購入ガイド

キッチンナイフはどのように研げばいいですか?

ナイフはまだ切れ味を保っていますか? ブレードのシャープニングとホーニングの違いは何ですか? ナイフはどのツールを使ってどのように研げばいいですか? ビクトリノックスのエキスパートがあらゆる質問にお答えします。完璧にカットできるブレードの切れ味を保つコツをお教えします。

キッチンナイフの研ぎ方

キッチンナイフのお手入れや収納はどうすればいいですか?

ナイフは食器洗い乾燥機に入れられますか? どうやって乾かして収納すればいいですか? どのようなカッティングボードがベストですか? ビクトリノックスの専門家が、ナイフを長持ちさせるお手入れのコツをお教えします。

ナイフの日常のお手入れ

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