ウォッチ FAQ (よくあるご質問)

ウォッチには、どのようなメンテナンスサービスがありますか?

ビクトリノックス認定サービスセンターは、当社の卓越した基準に基づくサービスと修理を行なうことを保証します。認定サービスセンターでは、以下の2種類のサービスを提供しています:

メンテナンス サービス

防水性とムーブメントの正確な動きを確かなものにするために、認定サービスセンターで18~24ヵ月毎に時計を点検してください。このサービスの内容:

  • 性能評価/調整点検

  • リューズ、ガスケットおよびクォーツムーブメントの電池交換

  • 防水機能の点検

  • ケースとブレスレットのクリーニング

  • 最終品質検査(機能および美観)

オーバーホール(分解修理)

時計のモデル、使用方法、状況により、6年毎に時計の分解修理を行なってください。このサービスの内容:

  • ムーブメントの点検、クリーニング、再組立て、注油、全機能の調整およびチェック

  • ムーブメント消耗部品の修理あるいは交換

  • リューズ、ガスケットおよびクォーツムーブメントの電池交換

  • 防水機能の点検

  • ケースとブレスレットのクリーニング

  • 最終品質検査(機能および美観)

ビクトリノックスの時計は、ビクトリノックス・ショップまたは正規販売店でのご購入をおすすめします。

ビクトリノックス・ウォッチの正規販売店でお買い求めになった時計には、2018年12月30日より前にご購入の場合はご購入日より3年間の限定保証が、また2019年1月1日以降にご購入の場合はビクトリノックス 5年保証が付いています。この国際保証は、購入された品番、購入日付、ビクトリノックス・ショップまたは正規販売店印がすべて揃った保証書をもって有効とします。

ビクトリノックス・ショップまたは正規販売店以外で購入した時計は、点検の際に保証書が適用外となることがあります。

メカニカルウォッチはどのように巻き上げるのですか?

手巻き:手巻時計では、時計が安定して動くよう毎日一定時間に巻上げを行なってください。かすかに抵抗を感じ、巻止まるまで、リューズを回転させながら巻いてください。無理な巻上げはメカニズム損傷の原因になります。

自動巻:自動巻時計は、手首に着用している間に自動的に巻上げが行われます。完全に巻き上げるには、一日8~10時間着用する必要があります。時計が止まった場合や、長期間長く着用していなかった場合には、手でゼンマイを巻上げる必要があります。完全に巻き上げられると、時計は38~48時間(モデルによって差異があります)動力が保持されます。

メカニカル・ムーブメントの正確性:機械式時計の性能と精度(1日に-2 /+ 20秒の間)を保つためには、3~4年ごとにビクトリノックス認定サービスセンターで点検を受けることをおすすめします。この点検では、時計各部の点検、ムーブメントの洗浄、油注入、確認、防水ガスケットの点検、交換、時計全体の洗浄と調整が行なわれます。メカニカル・ムーブメントは、クォーツムーブメントと比較して、重量、物理的衝撃、磁気作用および温度の変化など様々な要因に対して繊細です。そのため、4~6年ごとに時計の分解修理を行なってください。

クォーツウォッチの電池については、どのようなことに注意すればいいですか?

電池交換:電池交換をご希望の際には、ビクトリノックス・ショップか正規販売店または認定サービスセンターにご依頼ください。電池交換は、ご自分で行なわないでください。保証を維持し防水性の点検を行なうため、時計のサービスは認定サービスセンターで行なってください。認定サービスセンター以外で時計を修理・点検した場合は、保証が無効になります。

電池の寿命:クォーツ時計は電池で動きます。電池が切れるまでの寿命は約24ヵ月です。電池の寿命は、多くの要素によって決まります。例えば、クロノグラフは、3針の時計よりも多くの電力を消費します。また、ライトの点灯を伴う機能を使用すると、電力の消費量が大きくなります。

電池切れ表示(EOL):電池交換が必要であることを知らせる、電池切れ表示(EOL)機能が付いた時計もあります。秒針が4秒間停止した後、正しい時刻に飛びます。デジタル表示では、電池切れ表示が点滅し、交換が必要であることを知らせます。EOL表示は約一週間続き、その後に時計は電池切れとなり止まります。

水中でウォッチはどのように使えますか?

防水の分類:

ウォッチは、防水性の度合いで分類されます。ビクトリノックス ウォッチのケースの後ろにある防水情報をチェックし、以下の防水表を参照してください。

防水機能表

メートル

フィート

ATM

使用

50

 

 

シャワー(冷水)あるいは浅い水深で着用

100

 

 

水遊びまたはシュノーケリングに最適

200

 

 

スキューバダイビング用

500

 

50

ダイビング

防水保証:ウォッチの防水性は、永久に保証できるものではありません。ガスケットが老朽化したり、リューズやプッシュボタンが打撃を受けたりすることもあれば、気温の変化でガスケットが劣化し、防水性が弱まることもあります。ビクトリノックス認定サービスセンターで18ヵ月毎に防水性の点検を行なってください。

**重要:**水中で時計のプッシュボタンやリューズを操作しないでください。これらがきちんと押し込まれていること、またはねじ込まれているかを確認してください。

ウォッチはどのようにお手入れすればいいですか?

クリーニング:時計を最適な状態に保つために、ケースやブレスレットを定期的にお手入れしてください。薄い中性洗剤を使って汚れを洗い落とし、きれいな水で洗い流してから柔らかい布で水分を十分拭き取ってください。

柔らかい歯ブラシ:時計は、歯ブラシを使って洗浄することもできます。必ず毛先の柔らかいブラシを選び、時計のケースやブレスレットに傷がつかないようにしてください。

レザーストラップ:レザーストラップは水に濡らさないようにしてください。汗をかいた際、雨にぬれた際などは柔らかい乾いた布等で挟み込むように湿気を取り除き、直射日光を避け、風通しの良い場所で乾かしてください。柔らかい布で水分を十分拭き取り、自然に乾かしてください。洗浄後、レザーを熱源に近づけないようにしてください。

ブレスレットのお手入れはどのようにすればいいですか?

ビクトリノックス正規品のレザーストラップは、通常条件下で平均12 - 18ヶ月使用できます。寿命は、発汗、化学薬品との接触、天候条件、気候・湿度によって異なります。水や他の液体との接触は、レザーの損傷を早めます。

レザーストラップを最適な状態に保つために、日常のシャワーを浴びたり水泳をする場合は時計を外してください。

海水に浸かったり、激しい発汗を促すアクティブなライフスタイルには、金属製ブレスレットやラバーストラップをおすすめします。

レザーストラップの色や柔軟性は、経年や外部要因によって大きく変化します。

ウォッチを身に着けない場合は何に気を付ければいいですか?

風通しの良い場所に:時計は、安全で風通しの良い場所に保管してください。損傷を避けるために、時計はビクトリノックスの化粧箱、または柔らかいポーチに収納するようにしてください。

正確性:ムーブメントが本来の正確性を取り戻すには数日間の作動を要します。

機械式ウォッチ:メカニカルウォッチを持っている場合、しばらく身に付けていなかった時には手動で巻く必要があります。巻き上げすぎないようご注意ください。

蓄光:ビクトリノックスの時計は、スーパールミノバ処理が施されています。  マーカーと針が暗い所で持続的に発光するには、時計を明るい光(日光/人工光)にさらす必要があります。

避けた方がいいことは何ですか?

日付表示機能が付いている時計は、午後9時から午前3時までの間に日付設定を行なわないでください。正午と零時を混同しないようにしてください。

化学薬品、溶剤、ガスなどとの接触で、ケースが劣化、色落ち、損傷することがあります。

ケース、レザーストラップや金属製ブレスレットに化粧品や香水が付着しないようにしてください。

高温や磁気が強い場所は避けてください。

旅行する場合はどのようなことに気を付ければいいですか?

休暇前: 水分やゴミの侵入を防ぐため、必ず過去24ヵ月の間にビクトリノックス認定サービスセンターで防水機能テストに合格していることを確認してください。

空港で: 空港では、磁気から保護するために、保安検査前に時計を外してください。※磁気の影響により、メカニズムを狂わせる原因となります

シャワー/水泳などの前:

  • 防水性を維持するため、リューズがきちんと押し込まれているか、またネジ込みされているかをご確認ください。

  • 劣化(変形、変色など)を避けるために、レザーストラップは水に濡らさないでください。

  • 水中で頻繁に、または長時間使用される場合は、スチールブレスレットまたはラバーストラップをおすすめします。

塩水を浴びたら、淡水で時計を丁寧に洗い流してから十分に乾燥させてください。

結露: 気温の急激な変化で、クリスタルガラス内に結露を生じることがあります。ただし、時計の機能に影響はなく短時間で消滅します。結露が付着したままの場合、防水機能が衰えている可能性があります。ビクトリノックス認定サービスセンターにご相談ください。

高温条件:

  • 60℃以上の高温は、メカニズムや電池寿命に過大な悪影響を与えます。

  • 高温は色落ちの原因となり、ラバーストラップの寿命を縮めます。時計は、極端な気候条件にさらさないでください。

  • 強い光は、ビクトリノックスの時計に用いられるコーティング、プラスチック、ラバー、レザーなど素材の経年劣化を促します。 

寒冷の状態:

  • 寒冷地では、時計を体温で温めるよう手首につけたままにしておいてください。

  • 0℃以下では、オイルの流動性が低下しムーブメントの動きが鈍ります。※時間狂いの原因となる場合があります